2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

売買契約書への署名押印も連名で

共有名義にするときは、売買契約書などへの 署名押印も連名でするようにします。もちろん売買契約の締結前に行なわれる 重要事項説明も共有名義予定者全員が 一緒に聞くようにし、重要事項説明書への 署名押印も同様に連名でしなければなりません。ただし、…

共有名義にするかどうかは事前に決める

結婚後の夫や妻の収入はお互いの 共有財産だという考え方があります。もちろん毎日の生活の中で、 「今日の晩ごはんは夫のお金だ」 「明日の朝食のパンは妻の財布から出した」 「今月の電気代は夫と妻が半分ずつ負担した」 などと細かく分けることはないでし…

とりあえず契約は絶対にNG!

同じ住宅の契約でも、賃貸の場合には 手付金のニュアンスが若干異なっていて、 「(契約するかどうかはまだ確定していないが) とりあえず物件を押さえてもらうためのお金」として 取り扱われているケースもあるようです。しかし、売買契約の場合の手付金は …

「住宅ローンが通るまでは仮契約」でもない

また、融資利用の特約 が盛り込まれた売買契約では、 契約締結後に金融機関に対して 住宅ローン借入れの申し込みを行ない、 それが承認されなければ契約を 白紙解除することができることから、 このような売買契約を「仮契約だ」と考えてしまう 買主もいるよ…

認印でも売買契約書の効力は同じ

売買契約書への押印は一般的に 「買主は認印でもよい」と いうことになっているため、 その効力を軽くみてしまう 買主もいるようですが、 決してそのようなことはありません。普通に考えれば、「売主を騙してお金を支払う」 などといった買主の詐欺は成立し…

仮契約というものはない

よくありがちな誤解のひとつに 「仮契約」というものがあります。これは、売買契約を締結して 手付金を支払ったときが「仮契約」で、 残代金を支払い物件の引き渡しを受けるときが 「本契約」といった解釈です。しかし不動産の売買契約では、 特殊なケースを…

「ないものねだり」と「欲張りすぎ」は失敗の元

希望条件を明確にすることが大事といっても、 こだわりが強すぎるのも考えものです。細かい条件を羅列して、 その一つでも妥協できないとすれば、 購入できずに終わる可能性が高いでしょう。それを防ぐには、希望条件のうち 「これだけは譲れない」という項…

資料請求の前に希望条件を整理するのが先決

まず初めに、自分の希望条件を把握して、 整理しておくことが大切です。「そんな指摘を受けなくても、 欲しいモノの条件なんて 自分自身が一番知っている」と 思うかもしれません。ところが「マイホームに何を求めるか」が 具体的に明らかになっていない方が…

自分にフィットした1点モノを見つけ出すには?

中古マンションを探す手段としては、 新聞の折り込みチラシや住宅情報誌、 不動産会社の店舗など、 いくつかの入り方があります。しかし、まずはインターネットを使って 物件検索をするという人が今では 圧倒的に多いのではないでしょうか。インターネットは…

その中古マンションは割安?割高?

中古マンションの中には「割安」である、 あるいは「割高」と感じる物件もあります。このように感じる原因はなんでしょう?「割安」と感じる物件には、売主が 何らかの事情で売り急いでいるため、 相場より安い価格設定をしているケースが 考えられます。た…

価格に大きな影響を及ぼす要素とは

「中古マンションの価格を上下する要素」の中で、 最も価格に影響を及ぼす要素とはなんでしょう?列挙すると「立地・駅からの距離」「開口部の方位」、 「階数」、「室内状況」、「分譲会社・建設会社のブランド力」です。立地は、近くに商店街があるか、学…

不動産市況の見通し

社会保障と税の一体改革に伴う 消費税引き上げを2015年までに 段階的に10%まで引き上げる最終案が 決定される見通しです。復興目的に発行する国債を償還するために、 増税は避けられませんが、 日本の不動産取得には 重複課税が目立ちます。日本では不動産…

中古マンションの価格はこうして決まる

中古マンションの購入を考えたとき、 購入候補の物件間の価格差は 気になるものです。同一エリアで、築年数や規模も 同じ程度のマンションでも、 価格差があることはしばしば 見かけるからです。価格差はどうして生まれるのでしょうか。 まずは価格を決定す…

供給過多は要注意!

それでは、資産価値が下がる マンションの要素とは何でしょう?これは、ここまでに説明した要素の逆ですね。「立地が悪い」「駅から遠い」「管理がずさん」などです。意外なものとしては、供給過多があります。同一エリア内であまりにたくさんの物件が売られ…

ブランドマンションは資産価値が高い?

以前はエリアや沿線でマンションを探す傾向が強かったのですが、 近ごろでは施工会社や分譲会社で選ぶ人が増えつつあります。ブランドマンションの指名買いなどは最たる例です。これは、施工会社や分譲会社のネームバリューを信頼し、 価値を感じる人が増え…

資産価値が下がりにくい中古マンションのポイント

実は、「資産価値を保てる物件」は、 「いい物件探し」の視点とかなり近いです。前ページでもお話しましたが、 多くの人が挙げる希望条件を、 高いレベルで満たす物件が 「資産価値の高い物件」だからです。そして「いい物件」の大切な要素といえば、 「管理…

まず大切なポイントは「立地」

時間が経っても変わりにくく、 資産価値を保つものとは何でしょうか。まず「立地」です。マンションなどの不動産は、その名の通り、 動かすことができない財産。設備はあとから足して改善できますが、 立地条件は、どんなことがあっても 変えられない要素な…

「資産価値」を保てる物件の条件

「資産価値を保てるマンションを買いたい」と思うならば、 どこを気にすればよいのでしょうか。「資産価値を保てる」ということは、 人気の高い条件を、長期間に渡り、 満たし続けられることを意味します。「築浅」は、中古マンションへの希望条件によく挙げ…

マンションの資産価値とは?

そもそも「資産価値」とは何なのか?中古マンションの資産価値とは、 「その物件が売り物として、 どれだけ価値があるか」ということ。端的に「いくらで売れるか」とも言えます。ちょうどあなたが4000万円の中古マンションを 買おうと考えているなら、売主の…

備蓄倉庫や仮設トイレを用意するケースも

建物が被災を免れても、停電により 断水が生じるケースもあります。多くのマンションは受水槽に貯めた水を ポンプで各戸に給水しており、停電すると ポンプが動かなくなるためです。屋上の受水槽に水を貯める給水方式では、 水が貯まっていれば電気がなくて…

非常時に非常用エレベーターは使えない

建物が倒壊を免れ、室内の家具の 転倒などによる被害を避けられたとしても、 問題はライフラインなどその後の生活への影響です。まず気になるのがエレベーターでしょう。今回の地震でも問題になったように、 地震で電気が止まったり計画停電が実施されると、…

家具の転倒や食器の落下を防ぐには

ただし、耐震等級の高いマンションや 制震・免震構造の建物でも、 まったく揺れないわけではありません。免震構造の場合は、建物の形状によっては 大きくゆっくりとした揺れが長く続くケースもあるようです。阪神大震災のときには建物が倒壊しなくても、 倒…

建物の損傷も防げる制震・免震マンション

地震による建物の損傷を最小限に抑える 方策としては、以下の2つが考えられます。(1)耐震性能の高いマンションを選ぶ (2)制震・免震構造のマンションを選ぶこのうち(1)については、住宅性能表示制度の 耐震等級をチェックすることで識別が可能です。この制度…

新耐震基準なら震度7でも倒壊しない

まず建物そのものですが、 現行の建築基準法で定められた 耐震基準は1981年に策定された 新耐震基準と呼ばれるもので、 震度6強〜7の地震でも建物が 倒壊しない程度の耐震性能が 求められています。今回の地震の最大震度は7ということなので、 新耐震基準を…

長い目で見てお金のかからない経済的なマンションを選ぶ

年平均所得が減少するなか 最大の生涯支出となる住居費ですが、 マンションを買うとしたら、できるだけ お金のかからないマンションを 選ぶことが求められます。お金のかからない、とは安かろう 悪かろうではありません。それはどのようなマンションでしょう…

少子・高齢化は「買う」「借りる」どちらにもリスクがある

高齢化社会では、寿命の伸びほどには、 就業期間は伸びません。たとえば平成21年の日本人の平均寿命が 男性79.59歳、女性86.44歳と、ともに4年連続で 過去最高を更新しましたが、多くの企業の定年は60歳、 延長しても5年程度。働かずに暮らす期間が死ぬまで…

これからのマンションに求められる、望ましい建て方とは?

少子・高齢化にともない、日本の人口は 2005年をピークに減少、世帯数についても 2015年には減少に転じる見通しです。そしてこのことは、社会、経済の構造を 大きく変容させるとともに住宅市場にも 大きな影響を及ぼします。少子・高齢化は、これまでの住宅…

情報を正確に「読み取る力」を身につけましょう。

住宅メーカーはホームページやカタログに、 自社の住宅についてたくさんの情報を 掲載していますから、これらを一読するだけでも かなりの量の情報を手に入れることができるでしょう。しかし、これらの情報を正確に理解して、 他社との差異を把握している人…

その他の諸費用

各種の税金や手数料、住宅ローンの 借入れに伴う費用以外にも、住宅を 購入するときにはさまざまな費用が必要です。少額のものはまだしも、大きな金額になるものを 見落とすことがないようにしたいものです。 住宅用家屋証明書取得費用 登録免許税の軽減を受…

〜不動産の売却期間〜

不動産の価格は同じものであっても 人によって異なります。 価値観の相違によるものです。不動産の価格は、過去の取引事例を参考に 算出する事が多いので、流通性の高い地域は 業者間の価格に開きがでる事はあまりありません。しかし、流通性の低い地域では…