資産価値が下がりにくい中古マンションのポイント

実は、「資産価値を保てる物件」は、
「いい物件探し」の視点とかなり近いです。

前ページでもお話しましたが、
多くの人が挙げる希望条件を、
高いレベルで満たす物件が
「資産価値の高い物件」だからです。

そして「いい物件」の大切な要素といえば、
「管理体制」です。

建物の清掃が行き届いているか、
定期的にメンテナンスされているか、
必要な修繕が行われているかは、
「資産価値を保てる物件」の大切な条件です。

管理体制の中でもとくに、建物の耐久性を左右する
大規模修繕の工事はとても重要です。

これは大規模修繕計画が立てられているか、
それがスケジュール通りに実施されているか、
そして修繕積立金がきちんと積立てられているかを
見ればわかります。

これらの管理体制をチェックするには、
物件見学のときに清掃の度合いや
自転車置き場の管理を見る、
また仲介会社に頼んで大規模修繕履歴を
見るという方法もありますが、
修繕積立金の推移を見るのが一番。

修繕積立金は、だいたい5年ごとに
値上げされるものです。

ところが、住民の意見がまとまらず
値上げ調整がうまくいかないマンションの場合、
スケジュール通りに修繕を行えず、
建物の維持や耐久性に問題が出る場合があります。

管理体制は、資産価値として考える前に、
住む家としても大事なポイントです。

物件選びの際は、とくに重視してほしいですね。


みずほ不動産販売株式会社