足かせにもなる住宅ローン

「住宅ローンは55歳までに返せる範囲で組みましょう」 「住宅ローンは55歳までに返しましょう」昔ほどではないものの、持ち家神話が 今も根強くあって、ご家庭によっては 住宅取得が優先順位の高い「夢」に 挙げられることも少なくありません。しかし、「夢…

緊急時の集合場所を確認しておく

避難所に行かなくてはならなくなった場合を想定して、 日ごろから、家族と避難場所・集合場所について 確かめ合っておきましょう。入手できる情報、物資の多さから、 やはり、みなさんがお住まいの自治体が 指定している避難場所がベストだと思います。

自宅へ辿り着くルートをシュミレーションする。

電車がストップして、帰宅するには 歩くしかないという事態に備え、 どのルートを通れば帰宅できるかを いくつか調べておきましょう。幸運にも、誰かの車に相乗りできることだって あるかもしれません。そんなとき、道順をあらかじめ シミュレーションしてあ…

災害用伝言ダイヤルを試しておく

震災時に家族が連絡を取り合う方法として、 最も手軽なのが携帯電話でしょう。ただし、散乱した家具などにまぎれて 紛失、バッテリー切れ、混線などの 事態も考えられます。そこでおすすめなのは「171」などの 災害用伝言ダイヤルです。念のため加えておきま…

家具のレイアウトを見直す。

これから家を新築する方なら、理想的なのは、 寝室の収納はウォークインクロゼットや納戸、 造作収納などにしてしまうことです。これなら「倒れてくる」ことを 心配せずに済みます。お住まいの家で工夫するなら、 寝ているときに倒れても、 身体を直撃しない…

買い置きやストック

普段食べている缶詰やレトルト食品、 即席めんなどをちょっと多めにストックしておきましょう。ラップも多めにストックしておきましょう。食器に巻いて使うと、食器を洗う水が不要になるうえ、 ゴミも案外少量で済みます。

水槽にいつも水を張っておく。

カンタンに手を付けられるところからいえば、 オススメなのは、お風呂の残り湯をとっておくこと。残り湯は洗濯に使ったらすぐ浴槽に水を張り、 夜に沸かすように習慣づければ、 断水した場合でも、手を洗う程度の きれいな水が確保できます。事実、阪神淡路…

ほぼ予算ゼロの防災対策

万が一の震災に備えた防災対策。 みなさん、準備していらっしゃいますか?やっておいたほうがいいと 頭では分かっていても、面倒くさいし、 お金もかかるし……と、 実際には手をつけていないという方、 少なくないのではないでしょうか。防災グッズなどを用意…

「火災報知器」を設置しましょう。

1970年代、アメリカで住宅に “あるもの”を設置することが 法律で義務づけられ、 火災による犠牲者を 半減させることに成功した――この“あるもの”が住宅用火災警報器です。これを受け、日本でも平成18年6月1日に 消防法が改正され、全国で 火災警報器等の設置…

ストーブ周辺からの出火に注意!

冬に活躍する電気ストーブや石油ストーブが、 出火の原因になっていることも見逃せない事実です。こたつの中に生乾きの洗濯物を入れていて、 出火したケースもあります。ちなみに、死者を伴う住宅火災の原因としては、 ストーブはたばこに次いで2番目に多い…

たばこの火の始末は念入りに!

住宅火災が発生した原因で、 コンロの次に多いのが「たばこ」です。具体的には、ベッドや布団での寝たばこ、 お酒を飲んでいる時に灰皿に 火の点いたままのたばこを放置する、 などの不始末が多くなっています。かつては、たばこの火の不始末が 住宅火災が起…

コンロから離れるときは必ず消火!

一般住宅で発生した火災原因の 第1位(「放火」を除く)はコンロ火災です。中でも注意していただきたいのが 「天ぷら火災」です。例えば、天ぷらを揚げている時に 電話がかかってきた、 あるいは誰かが訪ねてきた等で、 「ちょっとの間だから」と 火を消さず…

地域によって種類は異なります。

ハザードマップとは、何らかの自然災害が 発生した際に予測される被害等の 程度を示した、特殊な地図のことです。災害の発生地点、被害の拡大範囲やその程度、 また、避難所などの情報が掲載されています。これを使えば、万が一の災害発生時でも 的確に避難…

「返済額軽減型」の活用方法

もし家計が厳しいため「返済額軽減型」を 利用しようとするならば、 それは少々間違った使い方に なってしまいます。なぜならば、今100万円の繰上返済をしても、 毎月4,000円程度のメリットしか 得られないからです。 (3,000万円を30年、3%で借り入れた場合…

繰上返済貧乏地獄にハマる人も!

日本人は借金が嫌い!住宅ローンも借金と考えている方は、 「期間短縮型」の繰り上げ返済貧乏地獄に はまってしまうケースが多く見られます。特に、何事もしっかりしている女性には この傾向が強いかもしれません。「期間短縮型」の利息軽減効果は高いです。…

繰上返済の落とし穴

繰り上げ返済について、 もう一度よく考えてみましょう。当然のことですが、繰り上げ返済は 手持ちの現金を使います。言い換えれば、手元の現金が少なくなり、 急な出費などが発生した場合に 使えるお金がない!という状況も 起こりうるということです。一般…

将来のキャッシュフローを安定させる!「返済額軽減型」

【返済額軽減型の特徴】 ■毎月返済額(ボーナス加算額):軽減される ■残り返済期間:変わらず【効果検証】 3,000万円借入で毎月126,481円返済。 三回目の返済に100万円繰上返済。 これが「返済額軽減型」の場合、 ■毎月返済額:122,243円(4,238円カット) ■…

利息を効果的にカット!「期間短縮型」

【期間短縮型の特徴】 ■毎月返済額(ボーナス加算額):変わらず ■残り返済期間:短くなる ※繰り上げ返済の金額が少ないと 短くならない場合もあります。【効果検証】 3,000万円借入で毎月126,481円返済。 三回目の返済に100万円繰上返済。 これが「期間短縮型…

競売のメリット・デメリット

競売のメリットとしては、 裁判所が全ての手続きを行うことでの 信頼感が挙げられます。反面、最大のデメリットは、 売却価格が安くなってしまうことです。一般的に競売物件は 売主の協力が得られない場合が多く、 引渡しに法的手続きが 必要になる場合が多…

競売の手順

【開始決定】事件番号が付され、競売決定通知・差押登記がなされます。【現況調査】裁判所の執行官が物件・現況調査のため訪問し、写真撮影や様々な調査を行います。【最低売却価格の決定】裁判所が選任した不動産鑑定士が作成した評価書を元に、裁判所が最…

競売申立て、開始、差し押さえ

債務の一括返済がなされない場合、 債権者は裁判所に対し 競売の申し立てを行います。管轄裁判所では、競売の申し立てを受け 競売に関しての手続きを進めていきます。その過程で、担保権が設定されている不動産は 「差押登記」がされ、不動産の所有者は 不動…

債権者が保証会社に代位返済を要求し、債務者は債務(借金)の一括返済を求められます。

金融機関は、保証会社に対し、 債務の返済を要求し、 保証会社が債務者の代わりに 債務を返済します(代位返済)。債権や担保物件は求償権の範囲内で 保証会社に移転し、不良債権として扱われます。保証会社が介在しない場合もあります。また、金銭貸借契約…

「督促状」「催告書」

1ヶ月程度住宅ローン等の支払が遅延すると 「督促状」「催告書」が届きます。その後、約2ヶ月程度支払が遅延すると、 金融機関からの呼び出しがあり、 今後の返済について協議が行われます。協議の結果、支払い方法を 調整してもらえることになりますが、 再…

競売とは?

競売とは、何らかの理由で 住宅ローンが支払えなくなった時や 税金、管理費を滞納した時に、 金融機関が「返済不能状態」と判断した場合、 裁判所に申し立てを行い、不動産を換金し、 借金返済の一部に充てる仕組みの事を言います。金融機関では、住宅ローン…

特定調停のメリット・デメリット

特定調停の最大のメリットは 個人で行えるため 費用が安く行えることが挙げられます。また、特定調停の場合、 任意整理を行うのと同様に、 どの債権者を対象にするかを選べるため、 不動産や住宅、自動車などの財産を保持できます。デメリットとしては、特定…

民事再生と住宅ローン

破産とは違い、民事再生の場合、 住宅を失うことはありませんが、 住宅ローンは免債されません。その為、結果的に住宅ローンを支払えなくなり 破産してしまう方も多く存在します。そういった場合に備え、一定の状況を満たした場合 「住宅ローン特則」が適用…

個人民事再生の手続き

民事再生申立てを、債務者の住所地の 地方裁判所に行います。その後、裁判所からの 呼出、審尋があります。その結果、個人再生委員が選任され 手続きが開始されます。その後、弁護士などに依頼し、 負債額や資産などを勘案し、 債権者との協議の上、 3年間36…

民事再生(個人再生)のデメリット

▲継続的な収入がないと申請できません。 ▲手続きが煩雑で時間と費用が掛かります。 ▲住宅ローンは減額されません。 (住宅ローン特則は受けられる) ▲借金の総額は5,000万円以下に限られます。 (住宅ローンを除く)

民事再生(個人再生)のメリット

○免責不許可事由のある個人債務者でも 免責が受けられる。ギャンブルや浪費、詐欺の被害など 破産手続きが受けられない方も対象となります。 ○不法行為に基づく窓外賠償請求権でも 免責が受けられる。悪意を持って加えた不法行為に基づく 損害賠償であっても…

自己破産のメリット・デメリット

自己破産のメリットとしては、 全ての借金がゼロになるという事が挙げられます。デメリットとしては、不動産や自動車、 生命保険などは全て処分の対象となる点、 弁護士など資格停止になる職業があること、 保証人が付いている債務は 保証人に請求が行くこと…