価格に大きな影響を及ぼす要素とは

「中古マンションの価格を上下する要素」の中で、
最も価格に影響を及ぼす要素とはなんでしょう?

列挙すると「立地・駅からの距離」「開口部の方位」、
「階数」、「室内状況」、「分譲会社・建設会社のブランド力」です。

立地は、近くに商店街があるか、学校は近いか、
閑静で住みやすい場所であるか、などの要素です。

また、そもそもその街が人気エリアであるか、
通勤に便利な人気沿線であるか、なども
大きく関わってきます。

関連して、駅からの距離も重要です。
駅から徒歩数分であれば通勤に便利で、
人気も高くなります。

ただし、駅から少し離れているために、
静かで落ち着いた住環境である物件もあります。

開口部の方位は、部屋の向きを表します。
北向きよりも南向きのほうが高価格になることは、
容易におわかりいただけるでしょう。

階数も、階が高いほど良い眺望や景観が望めるため、
価格に影響しやすいポイントです。

同一物件でも、最上階と1階では眺望が全然違いますし、
向かいにマンションが建っていて何も見えない部屋と、
反対側で富士山が見えたり東京タワーが見えるような
眺望の良い部屋とでは価格が異なります。

室内状況も、きれいに使用されている部屋や
リフォームされた部屋と、
かなり手を入れる必要がある部屋とでは、
価格に差が出るのは当然です。

分譲会社・建設会社は、その会社の知名度
ブランド力がポイントとなります。
人気や定評のある会社の物件ならば、
やはり価格に影響します。

ここで挙げた価格に大きな影響を及ぼす要素こそ、
同じような中古マンションでも価格差が出るポイントです。