2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
現金や株、債券などの金融資産が 時価で評価される一方、不動産は、 土地は路線化方式か倍率方式、 建物は固定資産税評価額によって算出します。路線価方式は、路線価が定められている 地域の土地の評価方法です。路線価をベースに奥行価格補正率や 角地評価…
コツ1でご紹介しましたが、 建築工事費の予算配分のなかで、 意外と大きな割合を占めるのが設備工事費です。つまり、設備の内容や仕様は、 予算に大きく影響するので、 予算調整の重要なアイテムとなります。予算調整の際には、間取りや 内外装材選びばかり…
屋外給排水工事費や地盤改良工事費などの 付帯工事費は、なるべく早く見積もりをとるのがお薦めです。専門の会社などに調べてもらえば 必要な金額はすぐ分かるので、 地盤強度が不安な場合などは、 早めに確認しておきたいですね。
今住んでいる家の広さや、知人の家、 雑誌などの実例を参考にして、自分たちは どれぐらいの広さの家が欲しいのか考えましょう。建築可能な建物の大きさは、土地の建ぺい率や 容積率を調べれば確認できます。欲しい広さを決めて、坪単価を掛け合わせてみると…
依頼先には、「建築予算は○○万円と考えています」と 最初にしっかり伝えることが重要です。伝え方があいまいだと誤解を招き、 依頼先から「このお客さん、もう少し出せるのかな?」と 予算オーバーした見積もりを提出されることにつながります。さらに各段階…
家を建てるには、家本体の工事費以外にも 色々なお金が必要になります。付帯工事費やインテリアにかかる費用を 予算の中に入れておかないと、 カーテンや外構の費用がないという 状況になりかねません。また、登記・税金関係の費用も 忘れがちなので注意しま…
予算オーバーしないためには、 予算を決めてから家づくりを 始めるのがベストですが、 なかなか難しい面もあるでしょう。また、予算が決められないことを理由に 家づくりが進まないのも問題です。ただ、家づくりの流れの中で、 「ここまでに予算をきっちりと…
「新年は新居で」「子どもの入学までに」など 入居時期は決めているのに、 家づくりを始めるタイミングが遅いため、 予算調整のための時間がとれず、 やむなく予算オーバーしたまま 家づくりを進めてしまうタイプです。安易に家づくりをスタートすることは、…
家づくりは自分たち(建て主)主導で良いはずなのに、 営業担当者や設計者に遠慮をしたり、 反対に圧倒されてしまい、言いたいことが言えずに 家づくりを進めた結果、予算オーバーしてしまうタイプです。担当者にしつこく聞いたり言ったりすると 気分を害さ…
設計段階で新商品を見せてもらったり、 ショールームに足を運んだりするうちに、 「あの設備が欲しい」「この内装材も取り入れたい」など、 どんどん追加してしまい、気が付いたら 大幅に予算オーバーしていた、というタイプです。さらに、設計変更を重ねた…
格安の物件、あるいはリフォームしやすそうな 物件が見つかったら、相場調査です。リフォーム価格は相見積りで 相場チェックしますが、不動産の場合は 立地条件と建物の築年数が大きく影響します。中古物件をせっかく安く入手しても リフォーム費用を掛けす…
不動産物件の検索サイトや 不動産屋さんの店先でチェックする物件情報では、 どうしても目がすぐに行ってしまうのが 「金額」と「築年」です。築浅の中古物件を探したいのなら それも仕方ないのですが、 お買い得物件を探すのならこの検索方法を改め、 マイ…
そもそも「良質の中古物件」とは どのようなものなのでしょうか。簡単に言えば、新築を買うよりも安いのに、 様々な好条件が揃っているということです。駅やショッピングモールに近くて便利であるとか、 家族の勤務先や通学先に通いやすくて 趣味の時間がた…
「既存住宅購入に求める改善点は?」という 問いに対して多かった答えは、下記の通りです。1位 構造上の性能の保証・アフターサービス等 58.3% 2位 修繕・補修等の履歴情報の完備 50.1% 3位 リフォーム融資の制度拡充 32.0%さらに、既存住宅の購入者に限定した質…
既存住宅を買った人はなぜ 既存住宅を選んだのでしょうか。調査によれば、既存住宅の購入を決めた 理由の順位は下記のようになっています。第1位 希望のエリアの物件だったから 第2位 手ごろな価格だったから 第3位 良質な物件だったから一方、新築住宅を購…
中古住宅を購入する場合、近いうちに リフォームすることを視野に入れて 購入することが多いと思います。リフォームのしやすさのチェックポイントを挙げます。在来工法による木造戸建て住宅の場合、 比較的リフォームしやすいといえるでしょう。ただし、間仕…
防犯に効果があるといわれるのが 地域のコミュニティの力です。近隣関係が友好かどうか、 町内会で防犯意識が高いかどうかなどを 下見のときに聞いたり、それとなく感じることが できるといいですね。二方向の道路に面し、植栽や高い塀に囲まれて 敷地内のプ…
もしその住まいを終の棲家と考えて購入するなら、 バリアフリーの視点でチェックしましょう。ですが、それほど神経質になる必要はありません。手摺などは、健康なうちはあると返ってじゃまなので、 あとから必要なときに取り付ければ良いと考えましょう。こ…
戸建住宅の場合は、特に交通騒音面を チェックしてください。幹線道路に面している場合、 昼間気にならなくても、 夜中も交通の多い道路では 安眠が妨げられる恐れがあります。幹線道路やバス通りなど、 交通量の多い道路に面した場合、 夜の交通騒音がどの…
室内の化学物質が原因で、目がチカチカする、 のどが痛い、めまいや吐き気、頭痛などの症状が 現れることを「シックハウス症候群」と呼んでいます。主に合板フローリング、断熱材、接着剤などに含まれ、 健康に害を及ぼすということで話題になりました。2003…
中古物件を選ぶ際は、見学することで 実際の開口部の大きさや 部屋の明るさがわかります。できたら朝、昼、夕と異なる時間の 明るさを確認してください。また、行灯部屋といって、隣の部屋との 境の建具を開けないと窓がない部屋は 個室として使いづらいので…
冬暖かく、夏涼しく1年を快適に過ごせるかどうかは、 省エネルギーとも関係しています。断熱性・気密性の高い住宅ほど冷暖房効率が上がり、 省エネにつながります。また、結露が起きていないことも重要です。施工が悪く断熱材が切れていると、 その部分に結露…
長く住める家かどうかは、目に見えない部分に いかに配慮してあるかがポイントになります。木造住宅では、木の部分のシロアリ対策や 防腐処理、床下や屋根裏の換気対策が いかにきちんと取られているかが大切です。また、劣化が早いといわれる給排水管やガス…
その住まいは火災などの災害時に安全で、 かつ避難しやすい構造になっていますか?まず、購入したい住戸が、隣にある建物と ある程度の距離を保っているかを確認しましょう。十分な空間があれば安心ですが、都市部などで 隣の建物(一軒家、ごみ置き場、自転…
地震に耐えうる構造になっているかどうかは、 もう皆さんもご存知かと思いますが、 1981年(昭和56年)6月1日以降に確認申請が 降りた物件かどうかが大きなポイントです。それ以降に確認申請を受けて建てられたものは、 基本的に新耐震基準に基づいた建物と…
新築住宅の場合は、敷地境界の確定や、 樹木・構造物の越境問題、 都市ガス・上下水道の埋設管の問題、 その他の物件に関する問題に関し、 原則としてすべてをクリアにしてから販売されます。ところが、中古住宅の場合には 何らかの問題点が曖昧なままに な…
新築住宅の場合は、敷地境界の確定や、 樹木・構造物の越境問題、 都市ガス・上下水道の埋設管の問題、 その他の物件に関する問題に関し、 原則としてすべてをクリアにしてから販売されます。ところが、中古住宅の場合には 何らかの問題点が曖昧なままに な…
植物は太陽の光に当たって 自分自身の温度が高くなってくると、 私たちが汗をかくのと同じように、 葉っぱから水蒸気を放出します。これを蒸散作用といいますが、 この時に使われるのが周りの 熱エネルギーです。つまり葉っぱが水蒸気を出す際に 周りから熱…
これから日本は暑い夏を迎え、 エアコンの需要が大きく高まります。今のところ、夏場の計画停電は 予定されていませんが、いつまた その必要性が出てくるかもしれません。日常生活における節電は、 日々私たちに求められる取り組みです。しかしだからといっ…
空中に浮かんだ建物 (不動産とはいわない?) でない限り、 不動産の売買には必ず土地の権利が関係してきます。では、この土地の権利にはどのようなものがあるのでしょうか?まず一般的なのは 「所有権」 です。これは説明するまでもないかもしれませんが、…