資料請求の前に希望条件を整理するのが先決

まず初めに、自分の希望条件を把握して、
整理しておくことが大切です。

「そんな指摘を受けなくても、
欲しいモノの条件なんて
自分自身が一番知っている」と
思うかもしれません。

ところが「マイホームに何を求めるか」が
具体的に明らかになっていない方が
意外に多いのです。

つい先日も、おひとりで20件以上の
資料請求をしてきた方がいました。

価格は2000万円から7000万円まで、
間取りも1LDKから3LDKまで、
場所も見事にバラバラ。

地域の特徴や物件種別にも
共通点がなかったので、
実際のところ何が欲しいのかが
わかりませんでした。

これでは、本当に欲しい物件に
たどりつくのは難しいでしょう。

もちろん、初めの段階でいろんな物件に
接するのは悪いことではありません。

どこにどんな物件があるか、
豊富なビジュアル情報を見られる
インターネットで幅広く閲覧しながら、
自分のマイホームのイメージを
膨らませることができるからです。

ただ、希望条件を整理する前に、
手当たり次第に資料請求をして
詳細な情報を得ても、かえって目移りがして
絞り込めなくなります。

購入能力を超える高額物件ばかりに触れた結果、
目が肥えてしまい、予算に合った物件では
満足できずに、何年たっても購入に
踏み切れない方を何人も見てきました。

ですから、自分の仕事や収入、
家族構成、ライフスタイルに照らして、
現実的で具体的な希望条件を
ピックアップすることが大切。

そして「資料請求の前に、希望条件を整理する」
―――これが鉄則です。


みずほ不動産販売格式会社