特定調停のメリット・デメリット

特定調停の最大のメリットは
個人で行えるため
費用が安く行えることが挙げられます。

また、特定調停の場合、
任意整理を行うのと同様に、
どの債権者を対象にするかを選べるため、
不動産や住宅、自動車などの財産を保持できます。

デメリットとしては、特定調停は
任意整理に比べて手続きが煩雑であること、
取立て行為が止まるまで時間が掛かること、
過払い請求は別に行う必要があること、
調停が成立しない場合があることなどが
挙げられます。

また、調停委員は必ずしも専門家ではないため、
調停が成立しても払い終わっているはずの
借金が残っていたり、
利息の割引がされていないなど
債務者に不利な内容になることもあるようです。