予算決めの”タイミング”を知ろう
予算オーバーしないためには、
予算を決めてから家づくりを
始めるのがベストですが、
なかなか難しい面もあるでしょう。
また、予算が決められないことを理由に
家づくりが進まないのも問題です。
ただ、家づくりの流れの中で、
「ここまでに予算をきっちりと確定する!」
というタイミングはあるのです。
そのタイミングを、どこに依頼するかと合わせて、
しっかり把握しておきましょう。
■工務店・ハウスメーカーに依頼する場合
工務店・ハウスメーカーの場合、
予算と基本プランが固まった段階で
工事請負契約を結びます。
その後、実施設計を経て追加・変更契約を締結し、
着工という流れになります。
つまり、追加・変更契約が最終契約になるので、
ここが予算の最終決定タイミングとなります。
■建築家に依頼する場合
建築家の場合は、基本プランを固める前に、
建物工事費と設計料を決めて
設計契約を取り交わします。
その後基本プランを決めて、
実施設計を進める段階では、
設計契約で結んだ工事費を念頭に
設計を行うため、設計契約のタイミングで
予算を確定しておく必要があります。