予算内で家を建てるための5つのコツ その3 予算を考慮しながら、家の広さを決める
今住んでいる家の広さや、知人の家、
雑誌などの実例を参考にして、自分たちは
どれぐらいの広さの家が欲しいのか考えましょう。
建築可能な建物の大きさは、土地の建ぺい率や
容積率を調べれば確認できます。
欲しい広さを決めて、坪単価を掛け合わせてみると、
本体工事費の予算を検討できます。
計算の結果「そんな金額は準備できない」と思ったら、
少し狭くするなどの調整が必要です。
先に予算が決まっているなら、予算を坪単価で割って、
広さを検討してみましょう。
計算することで具体的な広さと
予算のバランスが見えてくるので、
夢を膨らませ過ぎることもなく、
現実に即した検討ができるはずです。
ただ、坪単価の扱いには注意が必要です。
坪単価は広告などでよく見かけますが、
最低限の標準工事費のみで出していることも多いので、
その坪単価に含まれる内容を確認しておく必要があります。
同様に見積書に含まれる内容も各社異なるので、
確認が必要です。
確認を怠り、家づくりを進めてしまうと、
付帯工事分などを丸ごと予算オーバーする恐れがあります。