変動金利型の人が変動金利型へ借換え?
全期間固定金利型だった人が借換えたのは
「全期間固定金利型へ23.6%、
変動金利型へが41.5%」でした。
全期間固定から全期間固定へ借換えをする際は、
当然ながらさらに低金利のものが出てきたから、
という理由でしょう。
変動金利型の人はどのようなものに
借換えをしているかというと、
「全期間固定金利型へが8.1%、
変動金利型へが71.9%」となっています。
同じ変動金利型へ借換えをしている人が
圧倒的に多いのです。
また、通常半年ごとに金利見直しですので、
借入れした時期が異なっても、
理論的には今現在の金利は同じはずです。
では、なぜわざわざ借換えを行っているのでしょうか?
これは、以前よりも金利の引下げ幅が大きい
住宅ローンが出てきているためです。
基準金利が2.475%のままであっても、
自分が借入れした住宅ローンの引下げ幅が
0.7%であれば適用金利は1.775%。
ところが最近は全期間1.4%引下げなどは珍しくありません。
同じ基準金利でも適用金利は1.075%と、
0.7%も差があります。
これが全期間となれば同じ変動金利型同士でも
総返済額に大きな差が生じます。