長期優良住宅の認定を受けるべき?

認定長期優良住宅を建売住宅として
購入する場合には、その認定に要する費用などが
たいてい売買価格に含まれていますが、
注文住宅の場合には事前に関連費用を
しっかりと確認することも大切です。

建築費用がそれなりに割高となるだけではなく、
認定にかかる費用も考慮しなければなりません。

自治体(特定行政庁)によって異なりますが、
長期優良住宅の認定を受けるためには
その「認定申請手数料」として、
登録性能評価機関の発行する適合証がある場合
(事前審査を受けた場合)は数千円〜2万円程度、
適合証がない場合は5万円前後が必要です。

しかし、これとは別に申請のための
書類、添付図書などの作成費用がかかり、
住宅性能評価を受けずに
長期優良住宅の認定を申請する場合には、
かなりの負担増となることもあるようです。

もちろん、住宅性能評価を受ける場合でも
相応の費用がかかります。

また、長期優良住宅の認定を受けた場合には、
将来にわたって定期的な維持保全(点検・補修など)も
しっかりと実施しなければなりません。

これらの費用負担と各種の優遇措置などを
考えたうえで、長期優良住宅の認定を
受けるかどうかを検討することが重要です。