定率型の事務手数料は金額が大きくなることも

住宅ローン借り換えにおいて、
借り換える金融機関によって
大きく異なる費用は事務手数料と保証料です。

借り換えの費用を抑えるには、
この2つをしっかり把握して
金融機関と住宅ローン商品を選びましょう。

事務手数料は、借入金額に関係なく
3〜10万円程度の金融機関が多く、
そうした金融機関を選べば負担感は
それほど高くありませんね。

一方、一部の金融機関では
一定の率を借入金額にかけた金額とする
定率型を採用しています。

前ページで紹介しましたが、
手数料率2.1%で3,000万円を借り入れると
事務手数料は63万となり、
かなり負担が増してしまいます。

借り換えの費用を抑えたい人は、
定率型の事務手数料がかかる
ローン商品は避けた方がよいことになりますね。

ただし、定率型のローン商品は代わりに
金利を低めに抑えていることも多いため、
総返済額をシミュレーションして比較してみましょう。

特に、残返済期間がまだ長いときは、
金利差による利息の差額が大きくなるため、
比較することがより大切になります。