住宅ローン減税の控除額は年を越えると減ってしまう!

税制は年をまたぐと中身がガラリと変わります。

これまで使えたマイホーム関連の優遇税制も、
適用期限が切れたり軽減割合が減ったりして、
資金計画に影響が出てくるケースも少なくありません。

今購入するかどうか迷っている方、
タイミングを計っている方は、
まずこうした税制の動きを
踏まえておくことが大切です。

2011年末を境に大きく変わる税制としては、
まず「住宅ローン減税」が挙げられます。

住宅ローン減税は、マイホーム購入のために借りた
住宅ローンの年末残高の1%に相当する所得税
10年間に渡って控除するというもの。

この控除額の上限が、入居する年が遅れるほど
減っていく仕組みになっているのです


今年中に入居する場合の控除額は、
一般住宅の場合が最大400万円まで、
長期優良住宅は600万円までです。

しかし、来年になると一般住宅は
最大300万円までとなり100万円減少し、
長期優良住宅は400万円までとなり
200万円も減らされてしまいます。

年内に入居できる住宅を購入したほうが、
軽減効果が大きいことは明らかでしょう。