過去の金利も知っておこう

最近、変動金利型が1%を下回るほど下がってきているのは、
金利が低くなっているからではありません。

銀行が顧客獲得のために、引下げ幅を
大きくしてきているからです。

ゼロ金利のときの基準金利が2.375%ですので、
これ以下には基準金利は下がりません。

現在の金利水準がどれほど低い時代なのか、
これ以下にはなかなか下がらないだろう、
ということがわかると思います。

今後、20〜30年という、住宅ローン返済の長い期間で考えれば、
現在の2.5%前後という長期固定金利水準も、
まだ低いものであるということがわかります。

これから、住宅ローンを借入れする場合も、
現在借入れ中の人も、長いスパンで見た金利感覚で、
ローン選びや返済プランの作成をしてください。