「マイホーム取得」勘違いランキング 第1位"マイホームは家賃並みの返済額で買える"

マイホームは取得時だけでなく、
持っているあいだもコストが掛かる資産。

たとえば、固定資産税などの税金は
地域により異なりますが、首都圏なら
年額 15〜20万円程度を見込んでおく
必要があります。

また、建物や家財の火災保険は、
マンションか一戸建てかを問わず必要です。

フラット35を利用し、契約者が
団体信用生命保険に加入する場合には、
保険料の負担が発生します。

マンションの場合、それ以外に
修繕積立金や管理費が
掛かることも考えておかなくてはなりません。

当初は両者を合わせて月額2万円程度としている
ケースが多いようですが、修繕積立金
修繕計画に応じ、管理組合の議決を踏まえて
将来変更となる可能性があり、当初より
負担が増える場合もしばしば。

こうしたコストは、住宅ローン返済額とは
別枠でかかります。

ですから、住宅ローン返済は家賃並みでも、
住宅コストの総額は家賃並みでは済まないということ。

ローン返済額を家賃並みにすると、
暮らしは今より確実に苦しくなることを
心得ておくべきでしょう。