引渡し・登記/権利証がなくなり、英数字を教えてもらって登記が完了

資金のやり取りが済めば、あとは引渡しです。

実際には、売主からマンションの鍵を貰うだけですが、
儀式的な作業といえますね。
これで、いつでも入居できる状態になります。

これらの一連の手続きと並行して、
所有権の移転登記や
ローンの抵当権設定登記を行うために
司法書士に登記を委託します。
これに関して、登記費用や
司法書士に対する報酬が必要です。

購入代金以外の諸費用を
いついくら支払う必要があるかについては、
事前に営業担当者から伝えられるはずですから、
あらかじめ準備しておきましょう。

以前は、登記が済むと「権利証」が届き、
晴れてマイホームの所有者になったことを
実感したものですが、2005年からは、
登記手続きが電子化されて権利証がなくなりました。

インターネットによる「オンライン申請」で
行えるようになったために、権利証に代わって
「登記識別情報」と呼ばれる
12桁の英数字が知らされるだけです。

味気ないのですが、手続きが簡略化され
スピードアップしたので仕方ありません。