金利の変動リスクは、試算と戦略で防衛する

金利の変動リスクに備えるには、
金利を固定してしまうのが一番です。

そう、当初から固定金利
住宅ローンを選択すれば安心です。

ところが、皆が皆固定金利の住宅ローンを
利用しているわけではありません。

なぜでしょうか。
それは、金利の低さです。

変動金利は一般的に固定金利よりも
低く設定される傾向にあるため、
固定金利を選びたいが変動金利の低さに
惹かれて選択する方も多いのです。

ですが、変動金利は動きます。

この金利変動のリスクに備えるには、
試算あるのみです。

5年後に金利が2%上昇したら、
毎月返済額は3万円増加する、
3%上昇したら5万円の増加だ、などと
想定できる限りの悪い数字を予測し
試算しておきます。

そうすれば、「3%上昇したら、
とてもじゃないけれど払えない」など
自分の基準が見えてきます。

基準が見えれば、変動からの
借換先の住宅ローンが○%になるまでに
借換にチャレンジしよう、など
次なる展開と戦略が見えてきます。

住宅ローン破綻を防ぐためには、
家計を把握し、当初から
最悪のシナリオを描いておくこと。

その将来のシナリオを基に、
住宅ローンの借入額を決めると
住宅ローン破綻の確率が減ります。

くれぐれも順番を間違えて、
試算前に借入額を決めてしまわないよう
ご注意ください。

みずほ不動産販売株式会社