最悪のシナリオを描いて借入額を決めること

住宅ローン破綻の原因の多くは家計支出の増加です。

家計支出の変動に備えるには、住宅ローンの借入時に
「子どもが二人とも私立理系に進学した場合」
「共働きをする予定であった妻が結婚後すぐに
専業主婦になった場合」など、
家計支出の最悪のシナリオを描き、
それでも家計が赤字にならない住宅ローン返済可能額と
住宅ローンの借入額を試算することです。

そうすれば、教育費の増加は毎月3万円までは大丈夫、
いざとなれば使う目的のないあの定期預金を崩せば
3年分は補填できる、など、余裕も戦略も生まれてきます。