規模・階数で決まる

総戸数100戸以上の大規模と
30戸未満程度の小規模です。

もう少し細かく区分すると
そこに30戸以上100戸未満の
中規模が加わりますが、
こちらも違いが明確に分るように
2タイプにしておきます。

大きい、小さい、の違いは
敷地計画や共用施設などの
インフラに違いが顕著に現れます。

大きければ充実していて、
小さければシンプルという傾向が見られます。

公園などが設けられたゆとりある敷地や
最先端の設備はまとめ買いができる大規模のほうが、
コストアップを抑え込むことができます。

住んでからの管理費なども多数で負担するため、
コストは低く抑えることができます。

物理的には規模のメリットが勝りますが、
半面、居住者のコミュニティの形成や、
顔が見える分、隣近所の方々同士、
たがいに心を配った人間的で良識的な暮らし、といった
精神的なメリットは小さいほうが行き届きます。

更にそこに階数が加わります。

11階以上の高層と4階以下の低層には
居住性の面で、大きな違いがあります。

高層には更に20階以上の超高層が枝分かれしますが、
ここでの説明は高層の中に含めます。

このように、マンションは立地、規模、階数の違いにより
住み心地、ひいては、将来にわたる資産価値にも
大きな違いが出てきます。