長く愛せるデザインの家にする
耐震性や耐久性の面では大きな問題もなく、
小さなリフォームでまだ暮らすことができる家なのに、
わが家を愛せなくなって建て替えるという
ケースが少なからずあります。
「周囲の家が建て替えたらわが家が
見劣りするようになった」とか、
「外観デザインが古さを感じさせるのが気になって」
という理由からです。
新築時に流行のデザインを取り入れすぎたり、
普遍的なデザインにするという考えがなかったために
起こってしまいます。
素材やデザインを決めるときに忘れてはならないのは、
時間が経ったときにどうなるか、
ずっと愛せるものかどうかということです。
古くても美しいと感じられる家ならば、
30年、50年経ってもわが家に愛着をもって、
安易に建て替えることなく、
長く暮らすことができるのではないでしょうか。
また、もしも手放さなくてはならなくなったとしても、
いい条件で買い取ってもらえるのではないかと思います。