買い先行 新居の引き渡しまで期間がある場合

先に新居の購入の契約をしても、
その引き渡しがだいぶ先になることもあります。

たとえば、建設工事中の新築マンションを購入し、
その完成、引き渡しが10か月後というようなケースです。

このようなときは、購入の契約後
すぐに自分の家を売りに出しても意味がありません。

中古住宅の場合、売買契約締結から引き渡しまでは
通常1〜2か月程度、長くても3か月程度であり、
それよりも長期間であれば
中古住宅の買主はなかなか納得しません。

そのため購入した新居の引き渡し時期から逆算して、
その4〜5か月前頃に売りに出し、
1〜2か月前頃に売却の契約ができれば、
売りと買いの決済のタイミングを
ある程度合わせることも可能になります。

売りに出すのが早過ぎると、結果として
「売り先行」の場合と同様に仮住まいが必要になったり、
売却期間が長くなることで「さらし物件」となって
契約条件が悪くなったりすることもあります。

どのタイミングで売りに出すのが良いのかは、
売却を依頼する不動産業者と十分に相談をすることが必要です。

みずほ不動産販売