金融機関がいくら貸してくれるか?
購入できる金額を知るには、
年収と自己資金の2つの金額が
不可欠となります。
年収から借入可能額を算出して、
そこに自己資金を加える方法が
一般的だからです。
仮に3000万円のローンが組める人で
500万円の自己資金があれば、
合計で3500万円の物件が
買えることになります。
自己資金は、最低でも総額の
1割以上は用意しましょう。
民間金融機関では、一般に
年収の40%以内を
年間返済額の限度としています。
この割合を「返済負担率」や
「返済比率」といいます。
フラット35の場合は最大35%までです。
(年収400万円以上の場合)
たとえば、返済負担率が40%で年収600万円なら、
年間で240万円まで返済できるということになります。
1ヵ月当たりに直すと20万円です。
こうして計算したものを、仮に住宅ローンの
「返済可能限度額」としましょう。
この金額から借入可能額を
逆算することができます。
つまり、金融機関が
「いくら貸してくれるか」ということですね。