大掃除で点検! 室内のお手入れ&リフォーム
寝室や子ども部屋、リビングや和室にも
チェックしておきたい箇所があります。
タンスの裏や畳の下、照明のカサの大掃除の時に
不具合の芽が無いかシッカリ点検しましょう。
● タンスの裏にコンセント
⇒ 使用しない + 次の壁紙リフォームで対策
タンスの裏にコンセントの差込口を見つけたら使用せず、
樹脂製のコンセントキャップでふたをしておきましょう。
差込口にホコリが侵入したり、差しっ放しにして
ホコリが積もると発火の危険性もあります。
壁紙の張替えリフォームの時がチャンスですので、
忘れずに移動させましょう。
● 照明器具が切れやすい
⇒ できるだけ早めに + 次のリフォームで対策
電球が切れやすい照明があったら要チェック。
電球が切れやすい主な原因として、
器具本体の故障、電球が器具と合ってない、
ドアの開閉で振動が伝わりやすいなどが考えられます。
振動が多い場所は、次のリフォーム時に
照明の位置の移動や、振動防止の工夫を加えましょう。
故障した電気器具を使用し続けるのも危険です。
故障に気付いたらできるだけ早く交換しましょう。
また器具と合わない電球の使用は、
照明本体の故障に繋がりますので注意して下さい。
● 照明器具の中に水がたまっている
⇒ 緊急に対策
照明器具の中に水がたまっている場合は、
雨漏りの水が電灯線を伝わって
流れ込んでいる可能性があります。
漏電から火災への危険がありますので、
緊急に業者に見てもらって下さい。
● 和室の壁に黒いシミがある
⇒ 梅雨前の乾燥した時期に対策
和室の塗り壁に黒いシミを見つけたら、カビを疑いましょう。
このカビはいったん生えてしまうとなかなか退治できません。
壁を剥がして塗り直すのが早道になります。
カビを防ぐためには風通しをするのが効果的です。
特に塗りたての壁は一週間以上は毎日風を通して
よく乾燥させる必要がありますので、梅雨前の乾燥した時期に
塗り替えリフォームを済ませておきましょう。
またタンスは壁から少し離しておきましょう。
● 畳の裏にカビ、床下が湿気っぽい
⇒ できるだけ早めに対策
畳の裏にカビが生えていた、床下を覗いたら
冬でも土が黒っぽく湿気ていた、
床下収納庫を外したらカビ臭いという場合は、
通常より湿気が多い土壌の可能性があります。
土壌の湿気はシロアリの発生や土台の腐食を
進めやすいので、シッカリ点検しましょう。
まずは今までの我が家の点検履歴を確認。
5年以上床下の点検をしていない場合は、
できるだけ早く業者を呼んで床下の点検をしましょう。
浴室まわりではシロアリは一年中活動しています。
被害が広がる前に早めに対策しましょう。