重要事項説明とは?

不動産取引において、取引当事者に
不利益を生じないようにするために
重要事項説明は行われるもの。

賃貸よりも売買のほうが不動産取引の特性が複雑なので、
重要事項説明もかなり込み入ったものになりますが、
賃貸でも同様に重要事項説明は行われます。


◎重要事項説明をするのは、
 宅地建物取引主任者でなければならない。
 また、説明をするときには
 宅地建物取引主任者証を見せなければならない。
◎重要事項説明をするときには、
 必ず書面をもってしなければならない。

重要事項説明は、その名称の通り
「重要な事項を説明する」ことです。

重要なことなのですから、
だれが説明してもいいというわけではありません。

説明したことに責任が持てる人でなければ困りますから、
宅建資格を有する取引主任者が説明することが
義務付けられています。

もちろん、口頭で説明するだけでは、
「そんなことは聞いていない」
「いや、説明したはず」など、
言った言わないの水掛け論トラブルにもなりかねませんから、
書面で示すことも定められています。