整理から見えてくること

一連の整理から見えてくることは、

・日常生活に必要な機能は
 休養・栄養が最優先で、
 労働、慰楽がそのあとに続く。
 多くの機能を自宅に求めない
・非日常生活の主たる機能である
 冠婚葬祭行事や生活習慣にまつわるコトは
 時代とともに簡素化する傾向に。
 生活の潤いを無くさない範囲で、
 できるだけ絞りこむ
・二重三重の生活をやめる
・コト、モノは使用する時間に応じた比率に

これらの考えをもとに、
自分の生活を整理していくと、
「片付く暮らしはシンプルライフ」という
生活方針を掲げるということに
いきつくのではないでしょうか。

シンプルライフは質素な暮らしではなく、
知恵と教養で簡素かつ質高く暮らすことです。

モノを見境なく買うのではなく、
自分の暮らしの方針に応じた
良質なモノを選別して買い、
使い、補充し、処分することです。

選択肢が多いことが豊かなことであるという説明は、
供給者である企業サイドの論理です。

この論理に飲み込まれるのは、
消費者としては、賢くはないと思います。