子ども達との暮らしはあと何年?

子ども部屋を確保できるくらいの
部屋数の多い賃貸物件は、
家賃もそれなりに高いものです(地域差大ですが)。

買ったほうが月々の負担は少ないし、
自分たちの財産になるから
得だという考え方もわかります。

長く住むのだから気に入る家を、
家族そろって団らんができるような
広めのリビングを、子どもたちが
のびのびできるように
子ども部屋も広めになど、
物件選びにも真剣になります。

気をつけてほしいのは、
良いものをと望むあまり、
背伸び・無理をした買い物を
しないようにということです。

子どものために家を買うといいますが、
では、子どもたちはその家に
何年暮らすのでしょうか。

生まれたばかりというなら
20年くらいは住みそうですが、
小学校高学年になっているのなら
「せいぜい10年くらい」です。

子どもたちとの楽しい暮らしは、
何物にも代えられない貴重な時間ですが、
それは期間が限られているものなのです。

子どもが巣立った後の広すぎる家に、
夫婦2人が残され、高い住宅ローンの
支払いを続けていく。

そんな暮らしを想像してみましょう。

「無理して、背伸びして、住宅ローンを借りる」
ということを思いとどまろうという気に
なるのではありませんか?