返済期間と購入予算

資金プランにおいて重要なのは、
「毎月いくら払えるか」という
毎月返済可能額です。

家計をきっちり把握して収入と支出がわかれば、
住宅ローン返済に回せる金額が試算できます。

毎月返済可能額は、家計支出の無駄を
見直すことである程度の増額が可能ですが、
家計管理がきっちりできている場合は、
収入が大きく増えることなどがない限り
増額は見込めません。

無理をした数値で住宅ローンを組んでしまうと
たちまち家計が行き詰ってしまいます。

家計からきっちりと試算した毎月返済可能額は、
動かしてはいけないあなたの生命線です。

毎月返済額が固定されると、資金プランニングの
方向性が明確になります。

自分の毎月返済額を元に、金利が同じ場合で比較すると、
借入額を多くしたいケースでは返済期間が長くなり、
返済期間を短くしたいならば借入額は少なくなります。


(例1)毎月返済可能額10万円。金利2.5%(固定)の場合

返済期間35年⇒借入可能額2,790万円
返済期間25年⇒借入可能額2,220万円