湿気を防ぐことが臭いを防ぐ大きなポイント

家の 「ニオイ」 の意外な原因の1つとして
湿気があります。

湿気は、カビを発生させるだけでなく、
他の 「ニオイ」 も増大させます。

家の湿気の原因として大きなものは、
「結露」 と 「床下からの湿気」 です。

中には給排水管が漏っていたせいで、
家の中の臭いが強くなっていたこともありました。

「結露」 の原因となるのは、断熱不足、
換気不足、家の中の空気の流れの悪さなど。

リフォームはこれらの対策を
しっかり考えたプランで行なうことが大切です。

断熱に関しては、まず壁面・サッシ・屋根裏・床面を、
リフォーム時にしっかりチェックしてもらって下さい。

リフォームで壁紙をはがしたら、
壁クロスの下地の結露が原因で、
カビで真っ黒になっていたケースもあります。

そして 「床下の湿気」 のチェックです。

床下からの湿気は、屋内へ大きな影響を与えます。

乾燥した真冬に床下収納庫などから床下を覗き、
きれいな黒土になっている場合は、
湿気が多めの土壌だと覚えておくと良いでしょう。

床下の湿気は、「ニオイ」 の源となっているだけでなく、
シロアリや土台の腐食の原因にもなります。

押入れがカビ臭いという話を良く聞きますが、
原因は結露だけでなく、床下からの
湿気のせいであることも多いのです。

湿気が多いようなら、床下換気扇や、
調湿剤などの検討をし、床下の乾燥を
心掛けるようにして下さい。

ただし床下のリフォーム工事は、
訪問販売による悪質な工事が多い部位ですから、
信頼できる業者をシッカリ選んでから、
工事を行なうようにして下さい。