住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)

現行制度は、返済期間10年以上の
住宅ローンを利用して
マイホームを購入する場合、
適用開始年から10年間、
各年の年末借入残高(限度額あり)の
一定割合を所得税から還付する、という仕組みです。

2010年に購入した場合、借入残高の上限は5,000万円。
2010年末に5,000万円の住宅ローン残高があれば
5,000万円×1%=50万円が所得税から還付されます。
控除率は、通常の住宅の場合は1%、
住宅が認定長期優良住宅の場合は、1.2%となります。

10年にわたり数十万円が所得税から還付される、
家計に大変嬉しい制度です。

ただし、納めている所得税以上には
還付されないことに注意しておきましょう。

先の例で所得税を20万円納めている場合は、
50万円の還付枠があっても還付されるのは20万円です。

ところが幸いにも、控除しきれなかった残高
(50万円−30万円=20万円)に相当する額が
住民税から減額されます(限度額あり)。

この住宅ローン控除の特例は、借入残高の上限が
年々減額されるものの2013年の入居分までが適用対象です。

みずほ不動産販売