老後の不動産

◆老後資金の問題◆

リバースモーゲージと呼ばれ、既に取得している不動産を担保に
毎月一定額の融資を受け、返済せずに借入者の死亡時に
住宅を処分して返済資金に当てるローンです。
現在の高齢化社会で不可欠の金融商品とも呼ばれ
導入が進められていますが、長生きリスクや不動産価格下落リスク
などの問題もあり普及が遅れているとも言われています。


成年後見人について◆

不動産を所有している方が痴呆症など判断能力が
不十分になった場合に、財産を守るための制度として
成年後見人制度があります。
不動産売買は所有者本人の意思確認がないと成立しません。
仮に実印や権利書を配偶者が持っていたとしても、
本人の意思確認が出来ない場合には登記できないことになります。
痴呆症などにより生活費や医療費、介護費などを捻出するために
不動産の売買を本人以外が行うには成年後見人制度の適応を受ける
必要があります。