売買契約/購入申込みから1週間で契約。手付金の準備も忘れずに。

いよいよ契約です。

ちなみに、購入申込みをしてから売買契約までは
3日から1週間というのが一般的でしょう。

「えっ? そんなに短いの?」と思うかもしれませんが、
なるべく長引かせないようにするのが鉄則です。

これはいたずらに契約を
急かしているわけではありません。

売買契約までの期間が伸びるほど、
他の買主が現れる可能性が大きくなるからです。

せっかく価格交渉をして諸条件がまとまっても、
より高い金額で購入したい買手や、
現金で購入できる買手が現れるかもしれません。

契約を結ぶまでは法的拘束力はありませんから、
できるだけ早く契約に進んでしまうことが賢明です。

売買契約時には、購入価格の
5〜10%の手付金を支払います。

支払い方法は、現金か預金小切手
(「銀行振出し小切手」「自己宛小切手」)が一般的です。

5%といっても、価格が4000万円なら
手付金は200万円になります。

以前、土曜日に契約を設定した際、予定の金額を
用意できなかったために契約が
延期になってしまうという失敗談もありました。

当日に現金を下ろそうとしたところ、
ATMでは一度に50万円しか
引き出せなかったからです。

必ず事前に用意しておきましょう。

ちなみに、現金の場合は、
その場で金額を確認するために
お札の枚数を数えなければなりません。

それに対して、持ち運びが楽で、
お札を数える手間もいらない
預金小切手が現在はよく使われています。

また、売買契約の時には、
併せて不動産仲介会社との間で
媒介契約を結び、仲介手数料の半額を支払います。