親からの借金でしのぐ?
収入減が一時的なもので
近いうちに回復する見込みがあれば、
その間を親や親戚などからの借金、
あるいは金銭の贈与 でしのぐことも
考えられます。
借金の場合には、きちんと借用書を作成したうえで、
少額ずつでもその後の返済を
しっかり記録しておけば、贈与税 などを
心配する必要はありません。
また、住宅ローンの支払いに充てるために
金銭の贈与を受けたとしても、それが
年間110万円の基礎控除額以下であれば、
贈与税は課税されません(翌年の申告も不要)。
親が(その年の1月1日時点で)65歳以上であれば、
相続時精算課税制度 の適用を受けることもできます。
ただし、この場合は「住宅取得 のため」の
贈与ではありませんから、非課税 枠の
上限は本則の2,500万円となります。
ここで絶対にやってはいけないのは、
住宅ローン支払いの不足分に充てるため、
消費者金融などから高利のお金を借りること。
翌月には間違いなく収入が回復するという
確信があるのならともかく、住宅ローンよりも
金利の高いお金は、都市銀行のカードローンといえども
借りるべきではありません。