相続と不動産の問題

不動産を相続した場合、相続したのが一人なら
大きな問題は無いかもしれません。
しかし、一つの土地を複数人で相続した場合に
問題が発生しやすいです。

この場合「持分」という一人ひとりが
権利を有する物件が発生します。
持分物件の売却に関しては、条件にもよりますが
一般的には不動産としての価値が大きく減ってしまうことになり、
売却に応じてくれる所も少ないのが現状です。

4人に相続した結果、4人がそれぞれに
権利を持つ持分物件となります。
この場合、持分Bの所有者が土地を売却しようとしても、
土地の価値がほとんど無い場合が多く、
売却価格が非常に低くなってしまいます。
できれば他の相続人としっかり協議をし、
完全な形で売却する事が望ましいのですが、
実際には困難な事例が多いです。

持分物件では、新しく家を建てたり、
建物を建て替えたりすることは
原則できません。
また、売却には持ち主(相続人)
全員の同意が必要となります。

持分物件に関しては、法律的な知識も含め、
時間と労力が掛かるので売却に応じてくれる
不動産業者が少ないといわれています。
また、不親切な業者の場合、解決を急ぐあまり、
市場価格よりも非常に安価な金額で
購入するところもあるようです。

当社では個々のお客様と時間を掛けて問題解決に取り組み、
関係する方々ともしっかりと交渉を進めていきますので、
最終的にご満足いただける解決策を
ご提示できると自負しています。

お急ぎの場合にも一度ご相談ください。