相続時税非課税枠縮小
来年度の税制改正で相続税非課税枠の縮小が
濃厚となりました。
これまでの非課税枠は、
5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)
のため、例えば夫が死亡し、妻と子供2人が
遺産を相続する場合、8,000万円でした。
来年からは、
3,000万円+(600万円×法定相続人の数)
となるため、前出の場合非課税枠は4,800万円に
なってしまいます。
これにより、相続税を納める人が推定3万人増えるため、
実質2,000億円以上の増収となる様です。
これとは逆に贈与税の相続時精算課税制度の条件が
緩和される様で、受贈者の条件が20歳以上の
「子供」から「孫」にまで緩和される予定です。
これにより若い世代の住宅購入促進に繋がればと
期待が高まります。